裾のアタリを強める術
ワンオッシュのデニムを丈上げしたとき、
どうしても気になるのが裾のアタリ。
凸凹感のない裾は、
ブーツ、スニーカー、サンダル、
までもカッコわるくみせるのだ。
ここでは、裾のアタリを早める術を紹介する。
其の一
バケツなど、熱湯を入れれる裾だけ付けれるサイズのものを用意する。
なければ、シャワーなどお湯が出るもの。
お湯ではなくても水でも裾のチェーンステッチをかけてる所のみを、
しっかり付けてあげれば、捻じれはでます。
熱湯に比べると、ですが、問題なくこの後の工程を熟せば、
でます。
先ほどの熱湯に裾だけ付ける。
その際、チェーンステッチがかかってる部分は、その時点ですでに、
捻じれが生じてギュッと縮むのである。
其の二
水切りを兼ねて、裾を絞る。
その際、熱湯で行う方は、十分に冷えてからすること。
裾を絞る
アタリを付けたい方向へ
2~3回繰り返す。繰り返す。
脱水も兼ねているのです。
水が垂れて来なくなるまで、
繰り返す。
其の三
乾燥
敢えて捻じれをつけるために、
絞った形状のまま、
裾を伸ばさず
ラフに乾かす。
今の時期、裾だけであれば半日もあれば乾く。
このまま乾かすことで、凸凹感ができ、
それまで、フラットだった裾が若干ながらアタリが出てきたことでしょう。
捻じれを強くしたければ、回数を増やすことである。
そうすることで、
見事なアタリが完成するでしょう。
業務連絡
裾上げマシン 43200G入荷。
当日仕上げできませんが、独特のオーラのあるうねりが出ます。
ご希望の方は、5月より店頭にて受付します。
チェーンステッチ綿糸のみ
上糸20番/下糸30番
(マシンの構造上、当時のデニム、もしくは日本国内のレプリカデニムのみとさせていただきます。)
2500円+税
ユニオンスペシャル43200Gでの丈上げは、工場にてお時間いただき、丈上げ致します。
お預かりして最長10日ほどとなります。
お急ぎの方は、スタッフにご相談ください。
今までどうり、90年代ユニオンスペシャルでの
丈上げは、当日仕上げです。
0 件のコメント:
コメントを投稿